ひな祭りバージョン?

Hal 「Zzz……」
末莉「すぅ〜はぁ〜すぅ〜はぁ〜」
Hal 「すやすや……」
末莉「茉莉花色の波紋疾走!!(ごきぃっ)」
Hal 「んがっ」
末莉「ぱぱ,おはよ♪」
Hal 「いてててて……波紋より殴られた衝撃の方が効くわ!」
末莉「んじゃ,もいっかい波紋くらってみる?(にやっ)」
Hal 「……なんか今日は妙に殺るきっすね(^^A;)」
末莉「だって,今年もお雛さま買ってくれないんだもん!」
Hal 「そらそうだろ,おまえったら俺の実家にあったような7段飾りしか欲しがらないんだから!」
末莉「だって,だってぇ〜」
Hal 「いったいこの部屋のどこに7段飾りなんて飾る場所があるんだ!?」
末莉「そこの本捨てればできるもんっ!」
Hal 「いや,さすがにそれでも無理だし……(^^;)」
末莉「んじゃ,ぱぱが玄関で寝るっていうのは?」
Hal 「却下!」
末莉「でもでも〜せっかくのお雛さんの日なのに〜」
Hal 「そうは言ってもなぁ。今日は仕事で遅くなりそうだから,なんか用意できるって保証できないし」
末莉「えー今日遅いの?」
Hal 「嫌な仕事を急にまかされてね,いつ終わるともしれないんだ。早けりゃ5時間ほどで終わると思うんだが」
末莉「ふ〜ん。あたしより仕事の方が大事なんだ〜(−−)」
Hal 「んなことはないぞ。末利は仕事より大事だけど,雛祭りは仕事より大事ってレベルにはならないってだけ。週末はいくらでも遊んであげるから,それで許してくれません?」
末莉「ホント? カラオケとかお外でご飯とかもいいの?」
Hal 「うっ,そんな金いったいどこに……わかった,わかった。できる限りの努力ってことでいいか?」
末莉「ん〜いいよ」
Hal 「じゃ,いってくるけどいい?」
末莉「いってらっしゃ〜い」