超獣神 ダンクーガ ノヴァ 第二話

ネタバレ注意
一話に続いての説明回。見所といえば断空砲の発射シーンくらいか?
前半は,パイロットが自分の意思でダンクーガに乗るというところなんだけど,その意思がわからないのは俺の理解力不足か説明不足かのどちらか。個人的には後者と思いたいが。
ダンクーガの説明にしても第一話であった「弱い方の見方」に「善も悪もない」を加えただけで出撃シーンへ。ストーリー的にここまでの経緯で何をしたいのか本当にわからない。
後半の戦闘パートでは,ダンクーガの操縦関連と限界についてちょっと述べられる。
脊髄反射ネクター」が謎。 脊髄反射って事は脳みそを使ってないのか? とりあえず神経をつないで脳から直接命令が出せるとかいいたいんだろうけどね。
そして,長時間ダンクーガでいられない理由が「5分を過ぎると機内温度が100度を超えるから」らしい。人間は体温が43〜45度くらいで体内たんぱく質が固まると思ったから,60〜70度くらいで戦闘やったらそれだけで死にそうな気がする。つーことは,5分前に限界がくるって事? SRXじゃねぇんだから3ターンしか持たないとはねぇ。このレベルの合体じゃSRWに参加しても使われなさそうだなぁ(苦笑)
で,分離タイプのまま戦闘なんだけど,アグレッシブビースト・ヒューマノイドタイプには制限がないらしく,自由に戦う様が演出されてるんだが何か物足りない。パイロットの腕でもなく,マシン性能でもなく敵が弱すぎる印象のせいか?
そしてメインとなるべき合神。
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ちょっとまて,それはあっさりしすぎでないか!?
特別盛り上る曲が流れるってわけでもなく,葵が「超獣合神!」と叫んだあと一枚絵の合神シーケンス開始とかを表現してそうなスクリーンをだしてから,各機がくっついていくだけ。とても物足りない。
BGMは別にしても前作の「パスワード,D・A・N・C・O・U・G。A! ダンクーガ!!」っていうイメージがあるから余計に比較してしまうのだろう。グラヴィオンサンドマンが,ガオガイガーはメインオーダールームがあるように合体シーン導入部の盛り上がりは必須としか思えないんだが。
唯一いい感じといえるのが,断空砲アルティメットフォーメーション。とはいえ,それ前の鬱憤が大きすぎるのであまり盛り上れず。
最後にはピンチのまま次回へ……つっても予告でピンチになってる感じもなく緊張感はまったくなし。
それにしても,前回今回と敵のロボットがかっこ悪すぎだと思うのは俺だけか?


この調子だと前作同様打ち切りっつーか,本当に1クールのみの作品で終わりそう。正直,前作への想いがなければ視聴する価値を見出せない状態は辛すぎる。
普通にロボットアニメとしか見ていない人が居るなら十分視聴離れしてもおかしくはない。


次回は,基地内にある温泉の演出があるらしい。つっても水着らしいので期待するところが何もないが。