頭文字D the movie

とりあえず,ドラマ部分がかなり微妙。
レースシーンに関しても,俺の期待が高かったせいかあまり高い評価はない。ま,実車を使ってるってことを考えたらよくがんばってた方とは言えるんだろうけどね。
とにかく樹と文太の扱いが酷かった。ま,よくある話だけど「頭文字D」ではないということだね。
総合点は55点。レースシーンだけで65〜70点ってな感じ。
詳細はネタバレなので文字隠します。


役者的に拓海以外の役がすっげぇ違和感だった。
・藤原拓海
 役と役者が一番あってた感じがする。
・立花樹
 高校中退の単なるチンピラ。なぜかスピードスターズのTOPだったりシルビア壊して【86トレノ】を買ったりする。馬鹿さ加減は原作に近いけど原作の愛嬌さっていうかそういう点が感じられず,個人的に「なんだこいつ?」といった感想しかない。
・藤原文太
 中盤まで完全な酒びたり系ダメ親父。後半は単なる解説者でしかなかった。
・中里毅
 GT-Rでドリフトしまくるする中里に違和感ありまくり。奴がGT-Rに乗り換えたのはドリフトやめたのもあるんじゃなかったか?ま,演出のためってのもあるんだろうけどね。
 ちなみに最後のレースではなぜか拓海が勝ったことをなぜか喜んでたりする。喜ぶ理由はない気がするが。
・高橋涼介
 拓海ほどじゃないけど役的に違和感少なし。あくまで少ない程度。出番も少ない感じだけどね。
・須藤京一
 デコトラでエヴォ3を運ぶというよくわからない演出をされたキャラ。


レースシーンに関しては,上にも書いてたけどがんばってはいたんじゃないかな?
メインとなるレース自体は3本。「86 VS GT-R」「樹の86 VS エヴォ4(だったかな?)」「(新生)86 VS FC VS エヴォ3」。あとは,2〜3回くらいレースになりきれてないダウンヒルシーンがある感じ。
レース自体の詳細な感想は書かない方がいいかな? 興味があるなら映画見ましょうということで。
ただしコップの水の演出だけはちょっと言いたい。頼むからCGつかって渦巻かせるなよ,洗濯機じゃないんだから(笑