例の日本人殺害映像を見た

はじめに,殺されてしまった彼にお悔やみを申し上げます。


人が殺される瞬間を見ようと思ってしまった自分自身に嫌気がさしてくるけど,それ以上に一般のブログで見られるような感情が出て気やしない自分に対して嫌悪感じみたものを感じる。
画像が荒いのもあるのだろうけど,ああいったものを見ても何も思わない,感じないと言うのはどうよ? > 俺
これも平和ボケの延長なのかもしれませんな。現実味がないと受け取ってしまったのか,本当になにも感じていないのか……


本心を書くなら,「それがどうした」という感情はどうしても拭い去れない。日本人だから? 民間人だから? だから彼が殺されたことは特別なのだろうか?
同時多発テロだって,たくさんの人が死んだ。あの,飛行機がビルに衝突するシーンは,何回TVで放映されただろう? あれだって殺人の瞬間だ。今回は直接殺される状況のシーンだから違うって? それはグロさが違うだけなのではないのか?
実際,イラクでは今も戦争が続いている。ゲリラだろうが正規軍だろうが関係ない。軍人も民間人もたくさん死んでいっている。言ってしまえば彼だってそのうちの一人だ。
正義と正義のぶつかり合い,その狭間に挟まれただけという言い方だってできてしまう。
同じ民族としての特別な感情があるのかもしれない。でも,俺にはそういった感情が少ないらしく,よくわからない。
彼の死よりも現地人の人々の死や怪我の方が心を揺さぶられる。それが俺,なんだろう。


彼が何をどう思っていたかは別にして,彼が戦場で殺されたというのは明確な事実だ。しかし,直接の交流がない俺にとってはそれ以上でもそれ以下でもない。
この事に関して,「個人」はいろいろな受け取り方があるのだろう。「国」としてはどうしていくのだろうか?
少なくとも,彼らテロリストと呼ばれる人たちの正義に負けるような幼稚な正義で立ち向かって欲しくはないものである。


最後に言えること,それは俺が「人でなし」かそれに準じる方向の人間なのであろうということ。


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あいかわらずよくわからない文章だ。