俺って意気地なし?

末莉「ぱぱ〜〜!」
Hal 「んを!?」
末莉「おかえり〜♪」
Hal 「お前,改札まで迎えにくるなんてどういう了見だ?」
末莉「んっとね。ケーキ買って♪」
Hal 「そ,そりゃケーキくらい買うけど……ってもしかして?」
末莉「うんっ! ほらほら」
Hal 「引っ張るなって」
末莉「えっとね〜これがいいな♪」
Hal 「これ?……苺ショートデラックス……7号……5000円……」
末莉「♪」
Hal 「すみません,このチョコレートショコラ(5号)ください」
末莉「ちょっと,ぱぱ! こっち!」
Hal 「あ,この娘は無視していいですから。えっと3000円でお願いします」
末莉「ぶー」
Hal 「ほら,予約しておいたローストチキン買って帰るぞ」
末莉「ぶーぶー」
Hal 「うるさいなぁ,二人で7号なんぞ食えるか! ひとまわり小さくても丸いの買ったんだから文句言わない!」
末莉「……は〜い」
Hal 「それじゃ,がらでもなくスパークリングワインとか買ってみるか……ね……?」
末莉「普通のワインしかないね」
Hal 「……うん」
末莉「昨日までいっぱい売ってたよね?」
Hal 「……うん」
末莉「今日,クリスマスパーティーするのって変なのかな?」
Hal 「それはないと思うんだけど,やっぱ柄にもないことするんじゃないってことかな(T-T)」
末莉「じゃ,ビールとジュース買ってくるね」
Hal 「……うん」


ってことで,目の前に5号のケーキがあります。
明日の朝ご飯もケーキかな?(^^A;)